ふたご座(双子座)

 ふたご座は冬から春にかけて牡牛座の東に見られる星座です。
 黄道12星座の第3座にあたります。

 
 左側に1等星のポルックス、右側に2等星のカストルの2つの明るい星が並んで、ちょうど大きな2人の人間が仲良く肩を組んでいるように見えます。

 

 この星座はギリシアのみならず、バビロニア、エジプト、フェニキアなどでも兄弟として見られていて、日本でもポルックスカストルの2つの星を「おとどい(兄弟)星」と呼ぶ地方があります。


 また双子座は古代から中世にかけて地中海沿岸では航海の守護神としてあがめられており、地中海を行く船の多くがカストルポルックスの船首像をつけていたそうです。


 神話でのカストルポルックスは、スパルタ国の英雄です。
 彼らの神話は悲劇であると同時に友愛に満ちた、美しいものですね。

 

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■よく見える季節:春。3月上旬
■20時南中の時期:3月3日
■12宮名:双子宮
■12宮での区分:5月22日~6月21日
■13星座での区分:6月21日~7月19日

 

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この記事は、

「星空の神々-全店88星座の神話・伝承」

を活用しています。