うお座(魚座)
うお座は黄道12星座の最後の星座です。
星座の形は大きなV字型をしており、Vの右側がやや長く伸びています。
星座としては大きいほうだが明るい星はなく、いちばん明るい星でも4等星なので見つけるのはなかなか難しいです。
星図では、1本の紐につながれた2匹の魚の姿として描かれいます。
古代バビロニアでは紐でつながれた人魚と魚になったツバメとしても描かれていました。
なお、日本名では単に「魚」座となっているが、魚座の学名のPiscesは魚の複数形です。
その点では中国での呼び方「双魚宮」というほうが、よく形をあらわしているといえます。
神話ではこの魚は、女神アフロディテーの息子工ロースが怪物テュフォンに追われて変化したものとされています。エロースは愛の司神であり、彼の持つ弓矢1つで神々ですら愛の虜になったという、強力な神です。
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■よく見える季節:冬。11月下旬
■20時南中の時期:11月22日
■12宮名:双魚宮
■12宮での区分:2月19日~3月20日
■13星座での区分:3月11日~4月18日
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この記事は、
「星空の神々-全店88星座の神話・伝承」
を活用しています。