おうし座(牡牛座)

 おうし座は冬、天頂付近の空に見られる星座です。

 黄道12星座の第2座にあたります。

 

 この星座は日本でもすばる星として有名なプレアデス星団と、1等星アルデバランを中心としたヒアデス星団の2つの星団を含んでいます。
アルデバランはヒアデス星団の中の星ではなく、ヒアデス星団は見かけ上、重なっているだけで、実際には70光年近く離れています。


 古代バビロニアやペルシアでは牛は神聖視されていました。

 4000年ほど昔には春分点がこの牡牛座にあったため、古くから非常に重要な星座とされてきました。


 星図では角を振りかざして挑みかかる、猛々しい牡牛の姿として描かれいますが、神話では大神ゼウスの変身した白く美しい牡牛とされています。

  

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■よ<見える季節:冬。12月下旬
■20時南中の時期:12月25日
■12宮名:白羊宮
■12宮での区分:3月21日~4月20日
■13星座での区分:4月19日~5月13日

 

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「星空の神々-全店88星座の神話・伝承」

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