かに座(蟹座)

 かに座は春先、ふたご座としし座にはさまれた位置に見られる星座です。
 黄道12星座の第4座にあります

 

 かに座は非常に目立たない星座で、黄道12星座の中ではもっとも暗い星座といわれています。

 

 かに座の中央、蟹の甲羅にあたる部分にはプレーセペ星団があります。

 肉眼ではぼうっとしたしみのようにしか見えず、古くは「雲」と呼ばれていました。

 紀元前のギリシアでは人間の霊魂が天上を行き来するための通路であるとする説もありました。
これが星団であることを発見したのは、望遠鏡を初めて天体観測に用いたガリレオです。

 

 神話では、ヘラクレスヘルクレス座)の有名な12の功業の2番目の話であるレルネの化け蛇ヒドラ(海蛇座)を退治した際に、ヘラクレスを憎む女神ヘーラーによって遣わされた化け蟹だとされています。

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■よく見える季節:春。3月下旬
■20時南中の時期:3月26日
■12宮名:巨蟹宮
■12宮での区分:6月22日~7月22日
■13星座での区分:7月20日~8月10日

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この記事は、

「星空の神々-全店88星座の神話・伝承」

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