しし座(獅子座)
しし座は春のころ、南の空に見られる星座です。
黄道12星座の第5座にあたります。
しし座の姿は百獣の王といわれるにふさわしく、中天に優雅に寝そべった獅子の姿
で描かれます。
構成する星も1等星レグルスをはじめ、明るい星が数多くあります。
レグルスとは「小王」の意味です。この星の命名者は地動説で有名なコペルニクスです。
また、獅子のちょうど頭の部分の7つの星をつなぐと、レグルスを下の点とした「?(クエスチョン)」マークを裏向きのような形になります。
この部分を「獅子の大鎌」といい、英語で「The Sickle」といえばしし座の代名詞となります。
日本ではこの部分を指して「樋かけ星」という地方があり、雨樋を支える金具の形に見立てています。
神話では、この獅子は英雄ヘラクレス(ヘルクレス座)が成した12の功業の1番目、エウリュステウス王の命令で退治したネメアの大獅子といわれています。
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■よく見える季節:春。4月下旬
■20時南中の時期:4月25日
■12宮名:獅子宮
■12宮での区分:7月23日~8月22日
■13星座での区分:8月11日~9月15日
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この記事は、
「星空の神々-全店88星座の神話・伝承」
を活用しています。